ひとりごと

ひとりごとを綴りおくブログ

羊の木

今日は祝日の月曜日。ということで、映画観てきました。

「羊の木」と「嘘を愛する女」の2本です。

 

まずは羊の木の感想から。

 

期待通りというか、それ以上に面白かった。

人間の本質というか、誰にでも殺人ということは起こりうると思ったのと同時に、

人間って怖いなって思った。

 

見た目通りの人、見た目より優しい人、見た目ではわからない人。

見た目ではわからない人のなかでもしゃべって分からない人はほんとに怖い。

改めて感じました。

 

ただ、あの死に方は好きじゃないです。無理やりすぎます。

それ以外は満足しました。

錦戸くん、良かったです。

ただ、個人的にはこの映画にあの音楽は好きじゃないです。内面を表してるのかもしれませんが。

 

のろろ

 

勝手にふるえてろ

3本目は「勝手にふるえてろ

 

松岡茉優さんは「正直女子さんぽ」でなんて自然で飾らなく、笑顔の似合う女性なんだと好きになったものの、なかなか映画やドラマも観ず、「うちの夫は仕事ができない」で初めて演技を見てキュンキュンさせて貰い、更に好きになりました。今1番好きな女優さんです。

えぇ、今回の映画ももちろん松岡茉優目当てですよ。

そんなことを置いておいても今日観た映画の中で、一番好きな映画でした。

 

①観終わった後の印象は松岡茉優オンステージ。ドはまりのキャスティングだと思う。普段からにじみ出ているあのサバサバ感と、可愛らしい服装と立ち居振る舞い。今後更に応援したくなりました。

 

②各登場人物の個性とあるある感。ヨシカのダークな部分とかホントにあるある。でも自分はイチに一番共感。たぶんイチって深い友達付き合いしてないんだろうなみたいな。クールに見えて八方美人で、自分を見てないと思うやつにちょっかい出したり、そのくせ名前知らなかったり。

結局イチとヨシカってすごい似ていて、二人とも地味な自己中。クラスでの立ち位置が違っただけ。

 

③が、「二」だけは無いかな。この映画にあそこまで浮世離れした役は必要なのか。それともあんな奴ほんとにいるのか。あそこまで思考と口が繋がっている奴は俺はみたことがない。そのくせ大事なことは自分の耳で確認せず着拒。正に行動の1つ1つが理解不能。私の後ろで観てた女子高生(ぐらい)2人組も終始「ありえない」「キモい」と言っていて更に興醒めでした(気持ちはわかるけど映画館では出来ればお口チャックしてください)。

 

この映画、DVD欲しいと思ってます。自分の心がダークサイドに入ったとき、自己中気味になってしまったとき、そして単純に松岡茉優を観たいのために。

DESTINY 鎌倉ものがたり

2本目は「DESTINY 鎌倉ものがたり

 

堺雅人高畑充希が夫婦役の、人間と妖怪と幽霊が共存する世界で起こるSF(?)感のある映画。

感想

①正直昔の服装の人と今の服装の人がごっちゃになっていたり、どう見ても現代なのに昔の車が走っていたり、時代設定というものを全く無視したもので、それだったら場所も架空の市にしたほうが良いと思う。ここが中途半端だったのが個人的にはいただけない。

②夫婦っていいな、素敵だなって思う映画。堺雅人高畑充希もそれぞれいいキャスティングなんだと思う。最後のエンディングも宇多田ヒカルの「あなた」が胸に響くし、映像も2人の歴史が感じられてすごく良かった。でも高畑充希はかほこにしかみえない笑

③あの"人"がキーなんだろうなと思っていたけど、もうちょっと違う使われ方があったのではないかなぁと。どこからともなく飛んでくるなら、あのタイミングなのかなぁと正直思ってしまった。

 

①、③の違和感さえなければ、もっといい映画だったと自分は感じます。

正直「君の名は」より全然「前前前世」です。あんな一生以上を共にできる素敵なパートナーに巡り合いたい。